船橋の内科さんの工事が順調に進行中です。
こちらは壁や天井の下地となるLGS(ライトゲージスタッド)という骨組みを組んでいるとことです。
だいたい45cm間隔に柱を立ててゆき、その上に石膏ボードが貼られてゆくことになります。
なぜ45cmかというと、石膏ボードの幅が約91cmなので両サイドと中心にビスを打ち込むためです。
そしてなぜ石膏ボードの幅が91cmなのかというと、日本の住宅はだいたい一間(いっけん 182cm)か半間(はんけん 91cm)間隔で柱が立っているからです。
これは日本が古来から基準としている尺貫法(しゃっかんほう)という寸法体系から来ています。
これだげ時代が進んでも建築業界ではいまだにこの寸法体系が広く使われている訳ですが、それはつまり尺貫法がいかに日本人の身体スケールにフィットしているものであるか、ということの表れなのだと思います。

船橋2