2012年に設計・施工させていただいた松本レディスクリニック様(不妊治療クリニック)の新規分院と本院の大改装を担当させていただきました。
駅に近い分院に外来・診察機能を移転し、本院は採卵と培養の機能を拡充するための大改装を行いました。
両院合わせて200坪以上の床面積になります。

今回ブログでは分院の一連の工事の流れをご紹介したいと思います。
まずはこちらが着工前の状況です。もともとオフィス仕様となっているフロアをクリニック仕様にするために排水設備や空調設備を増強しています。

こちらは天井・壁の下地工事の状況です。LGS(軽量鉄骨)という材料で骨組みを構成してゆきます。

天井裏にはエアコンや換気ダクトなどの設備機器でいっぱいになります。

壁内に排水管を配管しています。排水はトラブルが多いので勾配がしっかりとれるように丁寧に施工します。

工事監督や職人さんで工期や収まりについて作戦会議中です。

下地組が終わったら石膏ボードを張ってゆきます。

そして壁紙を張るためのパテ処理を行います。

最後に壁紙とタイルカーペットを貼って仕上作業が終了します。

クリニックには電子カルテや予約システムなど通信機器が多いため、LAN配線の準備をしっかりしておく必要があります。

今回はサーバルームも設けてラックも用意。ケーブルには番号も振って整理しやすくしておきます。

機器を設置するとこんな感じ。問題なく稼働が確認できました。

そして、最後に什器やサインを設置して完成です。素敵なクリニックになりました!こちらからもその他の写真が見れます。