今回は昨年、改装したチームメディカルクリニック様のファサード工事の施工の流れをご紹介したいと思います。
こちらが改装前のファサード。ブリックタイルを使った温かみのあるファサードでしたが、若干閉鎖的で単調な印象でした。
まずは全面を一度解体したうえで、入口サッシ部分を大きく広げました。壁になる部分にはベニヤ下地を。
ベニヤの上に防水用のアスファルトシートを貼ります。
そのうえにモルタルの下地となるラス網という金網を打ち付けてゆきます。
そしてモルタルを塗り込んでゆきます。
クラック(ひび割れ)防止のため、途中にグラスファイバーのメッシュを埋め込んで行きます。
電飾サイン用の配線も事前に正確な位置を出しておき、雨の侵入のないようにしっかりコーキングします。
そして何度か重ね塗りして平滑な下地面を完成あせます。
下地が完成したのち、外装用の塗料で耐久性・防汚性にすぐれたセラミックシリコン樹脂塗料を塗布。
そしてあらかじめ準備していた配線とサインを結線して取付。ここでもしっかりコーキングします。
こちらが完成したファサードです。明るく清潔感があり、そしてかなりモダンなファサードになりました。
昼間は白と黒のコントラストが際立っていますが、夕方になると今度はロゴタイプが浮かび上がってまた違った表情になります。