ホームページからお問い合わせいただき、設計させていただいた小児科クリニックさんが開業しました。
こちらのクリニックは川越で40年以上の歴史を持ち、地域の産婦人科として中核的な役割を担っている愛和病院様のサテライトクリニックになります。
約40坪という面積の中で、一般待合スペースと予防接種用待合スペースを患者様の動線ができるだけ重複しないようにセパレートし、感染予防に注意をはらっています。
一方でドクターや看護師の裏動線はスムーズに各エリアにアクセスできるように、プランニングしています。

今回のデザインの特徴は曲線が協調されたドアや家具と落ち着いたグリーンを基調としたカラーコーディネートで個性的でありつつ、とてもやわらかい空間となっています。

また、写真ではわかりづらいのですが、基本となる壁は自然素材である珪藻土で仕上げています。
珪藻土の特徴である調湿効果や消臭効果が期待されると同時に、独特の風合いが空間の印象を優しくしてくれまます。
(珪藻土の施工の様子はこちらでも紹介しています。)

アクセントのペンダントライトはデンマークのメーカー「VITA」の照明をセレクトしました。
こちらも光のグラデーションが美しく、オブジェのような存在感を放っています。

その他の写真はこちら