さいたま新都心駅で開業されていた「新都心こどもクリニック」様の移転リニューアルが完成しました。
(これまでの工事の様子はこちら→ その①、その②)
こちらは待合の様子です。
やさしい木調のインテリアと特徴的なアーチ窓によって柔らかい印象を与える空間になっています。
間接照明やパステルカラーのタイルが空間をより優しくしています。
こちらはエントランスの風除室です。
アンティーク調のタイルとアーチ窓によって洋風の玄関ポーチのような雰囲気になっています。
子供用のバギー置場としても使えるように余裕をもった広さにしています。
さらに通りに面したガラスサッシにはお花と動物をモチーフにしたシートを貼って、親近感のあるファサードに仕上げました。
夕方になると内外装の光の反転がおきて、より素敵な見え方になってきます。
内装と外装のデザインと複層的に重なって奥行き感のあるファサードになりました。
さて、内部に戻りますと、こちらは発熱外来用の受付になっています。
一般外来とは入口ですぐに隔離できるような動線になっています。
さらに隔離待合室は個別ブースを設けています。
いっぽう、一般外来スペースも多様な動線に対応できるように中待合や出入口の配置を工夫しています。
①「発熱」②「感染・非発熱」③「非感染」の3つエリアに分け、かつ回遊的な動線を確保できるようにしました。
今回、小児科としてのプロトタイプになる設計ができたと思います。
以上、「新都心こどもクリニック」様をご紹介させていただきました。