現在、進行中のプロジェクトで大胆な試みを計画しています。
それは「バイオフィリックデザイン」の導入です。
バイオフィリックデザインとは「人間の本能的に自然と結びつきたい」という欲求を建築空間に取り入れるデザイン手法です。

最近では多くのオフィスで採用され、様々な事例を見ることができます。
バイオフィリックデザインの導入によって、仕事の創造性やコミュニケーションの円滑化、ストレスの軽減などに寄与するというデータが示されているそうです。

クリニックにおいても、このコンセプトは非常に有効ですが、維持管理や面積的な制約から、導入はなかなか困難です。
そんな中、今回クリニックの拡張を検討されているドクターがこのコンセプトに強い関心を持たれ、新クリニックに導入する方向になりました。

もちろん弊社には熟練したノウハウがないので今回、強力な助っ人に協力してもらうことに。
その会社が「パーカーズ」さんです。

こちら↓がオフィスの様子。

入口の床面に埋め込まれた「水庭」と呼ばれる演出。
床底に流れ落ちる水音と美しく揺らぐ水面がさっそく五感を刺激します。

「水庭」のとなりには木チップが敷きこまれたワークスペース。
足裏から木チップの柔らかい感触が伝わり、普段とは違ったアイディアが浮かぶそうです。

こちらの会社さんとドクターを交え、これまで複数回の打合せを重ね、ついにデザインがまとまりました。来年からいよいよ製作に入ります。
来春には完成予定ですので、また進捗をUPします!