クリニック名 :いえとみ内科・胃腸科クリニック (Works)
院  長   :家富 克之 先生
科  目   :内科・消化器内科
開業 年   :2007年

ウェルハート(以下WH) オープンされて1年強になりますが、相変わらずお忙しそうですね。今日は、開業準備当初のころを思い浮かべながらお話を聞かせてください。まず、今回は数社のコンペ形式でしたが、その数社の中から当社を選んでいただいた理由は。克之先生

先生) 最初のプレゼンテーションの図面を見たときに、他社さんの内容に比べて明らかにプランのリアリティに差があったことと、デザインの方向性の相性も合うであろうことが想像できました。また担当の方の誠実な対応も感じとれました。結果、期待通り使いやすく素敵なクリニックを作っていただき大変満足しています。

WH) このクリニックは65坪と、内科の診療所としては広めでしたが。

先生) 内視鏡設備を含めても当初は50坪程を考えていたのですが、勤務していた病院の目の前という好立地ということもあったので、熟慮のうえこの物件に決めたわけです。ところが結果的にその広さが幸いして、設計的にもデザイン的にも余裕ができ、使いやすく、また、心地よい雰囲気のクリニックにすることができたと思います。たとえば、内視鏡室のまわりには2か所のトイレやシャワーユニット、TV設置の中待合スペースなどを配置して患者さまへのホスピタリティの向上が図れました。また待合スペースには疾病の教育DVDの見れる情報コーナーも設けることができました。それと、大宮という土地柄、少しゆったりくらいのほうがよいかな、とも思いました(笑)

WH) 広いとはいえ、ひょうたん型の区画なので苦労もありましたね。

先生) 心配していましたが、受付スペースを院内の状況がよく見える配置で提案してくれたのと同時に、診療スペースと待合・事務スペースが程良くセパレートされることになったので非常によくまとめてくれたと思っています。受付と主診察室が少し離れていますが、電子カルテの導入もあり特段不自由はしていません。それよりも待合空間がリビングのようなやさしい雰囲気として成立しているというメリットの方が大きいと思います。私も今日のインタビューで久し振りにこのソファに座りましたけど、居心地いいですねー(笑)。

WH) デザインに関しては奥様の助言も大きかったですよね。

先生) やはり、女性の視線が大事だということと、その辺りのセンスは家内のほうが得意なので。御社のデザイナーさん達と一緒に打ち合わせしながら仕上げを決めていく作業もとても楽しかったですね。そして結果的に清潔感があって非常に落ち着いた空間にデザインしていただけたと思うので感謝していますよ。このクリニックは高齢の患者さまも多いのですが皆さんに大変好評です。掃除もこまめにしながら大事に使わせてもらっています。

WH) コスト的にはいかがでしたか?

先生) コンペの時点ではもう少し安い会社さんもありましたが、内容的な充実度の差を考えると非常に満足しています。見積りの明細も細かく作成していただいていたので安心してお願いできました。

WH) そう言っていただけると、わたくしどもも光栄です。今後ともますますのご発展を期待しております。今日はどうもありがとうございました。