クリニック名 :たまプラーザ南口クリニック (Works)
院  長   :早川 治 先生
科  目   :皮膚科
開業 年   :2005年

ウェルハート(以下WH) オープンされてすでに3年が経ちますが早いものですね。当初の頃を思い出しながら伺いたいのですが、今日のクリニックにはどのようなコンセプトをお持ちだったんですか?

先生) 毎週、近所のファミリーレストランで打ち合わせしたあの頃が懐かしいですね(笑)。みんなで壁の色や床の素材を決めながら、楽しい時間でした。コンセプトですが、当院は皮膚科ということで患者さんも自費治療の美容系の方と保険診察の方が混在するわけです。そうなってくるとインテリアもあまり上品にしすぎて一般の患者さんにとって敷居の高いものになってはいけない。逆に病院っぽくなって審美系の患者さんがリラックスして処置を受けることが出来ないようでは困るわけです。その辺の絶妙なバランスをいかに内装デザインに反映するのかが大きなポイントだと思っていました。

WH) そういったことを踏まえて、オークのミディアムブラウンとアイボリーを基調とした上品な雰囲気にしつつ、どなたでも入りやすい落ち着いた空間にまとめてみましたが、いかがでしたか?

先生) うまくまとめて頂いたと思っています。特に施術後のリカバリールームはほどよい個室感がありますし、同線的にも一般の患者さんとは重ならないように配慮したプランになっているので、患者さんにとってはゆっくりとリラックスして頂ける空間になりました。

WH) 全体的な同線計画や設備計画などの実施設計についてはいかがでしたか?

先生) 当初から大まかなプランはイメージしていたのですがほぼその通りにプランニングして頂いたので満足しています。スタッフの同線と患者さんの同線もきれいに分かれているので診療もスムーズに行うことができています。
また、当院は院内処方が中心なので医薬品の収納スペースを設けたり、美容系の医薬品を展示するスペースをデザインしてもらったりと細かい部分に関してもうまくまとまっていると思います。ただ唯一、この近所には老人施設が多く、思ったより車いす患者さんが多かったので、今後スロープなどの対応を検討しようと思っています。

WH) 当初、コンペであるとお聞きしていましたが当社を選んでくださった理由はなんですか?

3社のコンペで、まずパンフレットや作品集をそれぞれ見させてもらって、その中で直感的にウェルハートが一番気に入ったんです。実は実際に会ってみたのはウェルハートさんだけなんですよ(笑)。お会いした時点で人柄的にも相性が合うなと思って決めてしまったんです。

おかげ様で今でも定期的に先生や奥様と一緒に食事会に誘っていただき、スタッフ一同喜んでおります。

WH) こちらこそいつも若いエネルギーを吸収させてもらってますよ。特にカラオケで(笑)。

ところで、施工後のアフターフォローに関してはいかがでしたか?

先生) それは予想以上にしっかりしていました(笑)。段取りも良くて細かなことまで対応してくれて感謝しています。特に大きな問題は起きていないので、工事まで一括してお任せして良かったと思っています。掃除もこまめにしながら大事に使わせてもらっています。

WH) 本当にきれいに使っていただいて、作り手としてもとても嬉しい限りです。今日はどうもありがとうございました。