クリニック名 :藤原デンタルクリニック (Works)
院  長   :藤原 均 先生
科  目   :歯科
開業 年   :2008年

ウェルハート(以下WH) 開業おめでとうございます。順調に滑り出せたご様子なのでまずは一安心ですね。
今日は設計当初の頃を思い出しながらお話を伺わせていただきます。
今回、私どもは指定設計事務所という形でスタートさせて頂きましたが、当初は不安もある様子でしたね。

先生) はい。私もウェルハートさんと同じく環境造りが非常に重要だと思っていたので、抽象的ではあったのですが、自分なりのデザインのイメージというものを持っていたんです。ですから、ウェルハートさんのデザインが私の考えにフィットするかどうかは心配でしたね。
ところが最初のオリエンテーションの時点で私のニーズを驚くほど把握してくれて、その後に提案してくれたデザインは、私のイメージにぴったりと合うものでした。
デンタルクリニックですから、通常の保険診療もあれば、ホワイトニングやインプラントなどの保険外診療も行います。なので、幅広い患者さまに対して快適な空間であり、かつオシャレなクリニックにしたかったんです。
そういった意味で今回のデザインは非常に満足できるものだったと思います。

WH) 私たちはあくまでも先生のニーズに合わせてデザインやプランを提案していきますので、最初からデザインの押し付けのようなことはしません。
科目や地域性、または先生のキャラクターなどに合わせて、いかにデザインやプランで答えていくかにこだわっていますので、実は今回もその作業を行っただけなんです。
ただ空間の美意識については先生も私たちと同じベクトルを持っているなという印象を受けましたので、提案のしがいがありました。

先生) 時々、他のクリニックさんで見かけるんですが、デザインは頑張っているんだけどどうもピリッとしないやぼったい印象を受けるものがあります。そういった意味ではウェルハートさんはかゆい所に手が届いていました。

WH) ありがとうございます。
ところで、このクリニックの特徴の一つとして受付カウンターに対面着席式の会計スペースを設けたり、診察室のユニットのパーティションもかなり高めに設定したりと、患者さまへのホスピタリティを大事にしていましたね。

先生) これが大変好評なんです。患者さんからはとても落ち着くとよく言われています。
診察室に関しては元々個室にしたいくらいでしたが、オペレーションや空調の効率を考えると高いパーティションで対応するのが合理的でしたね。かつ、そのスペースが閉鎖的になっていないという意味ではデザインが非常に貢献しています。

WH) ありがとうございます。では最後に、今回の私たちの仕事ぶりについてはいかがでしたでしょうか?

先生) それは最初からすごく良くしていただきました。皆さん若かったので、若い人たちが集まって、やるぞっていう雰囲気がすごく好きでしたね。

WH) それは意外でした。若いと不安に感じてしまう先生も少なくないので。

先生) 逆に僕にとっては若いというのが安心でしたよ。
若い人の感覚で僕のイメージを形にしてもらえる方が鮮度のあるデザインになると思っていたんです。
スタッフの皆さんの目標もしっかりしていたので安心してお願いできましたよ。
不安があるとすれば歯科の経験がすくないことくらいでした。ですが、丁寧に対応してくれてとても満足しています。

WH) ありがとうございます。こちらもよい経験をさせていただきました。今後ともご発展を期待しております。今日はどうもありがとうございました。